原発いらない栃木の会 発足の経緯

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 福島第1原子力発電所の過酷事故から20日あまりが経過した4月1日、「ゴミ問題を考える 栃木県連絡会」(以下ゴミ連)の呼びかけに応えて約20人の市民が宇都宮大学に集まった。  本来当日はゴミ連の運営委員会開催日であった。しかし原発事故から半月を経ても県内でこの 問題に声を上げようという動きが見られない事に焦りを覚えたゴミ連が、 自分たちの声をかけら れる範囲で声かけをし「県内で市民の事故に対する不安の声を吸い上げる何らかの動きを作って いこう」という呼びかけに応えたものだった。

 参加者の様々な意見が出される中で「とにかく大本営発表ではない真実を多くの県民に知って もらう」という事で意思一致がなされ、「福島原発事故緊急講演実行委員会」が生まれた。以後 この実行委が主催して都合3回の講演会が開催され、多くの参加者を得る事ができた。 2回目の講演会を準備する一方で、第1回講演会参加者を中心として「この事故を機に、脱原発 の流れを確実なものにする運動を県内でも準備していこう」という声が出され、「原発いらない 栃木の会準備会」が生まれた。

 以後何度かの準備会が開かれ、準備会開催ごとに参加者の数が増え、参加者も以前から運動を していた人たちばかりでなく、この事故に危機感を持った主婦や農業者、会社員、陶芸家、弁護士、 大学教員等々の多士済々な面々が集まってきた。7月10日の第3回公演会を終え、講演実行委も 当初の目的は達成できたとして解散。そのまま「原発いらない栃木の会」へ合流する事となった。

「原発いらない栃木の会」はその名前の通り、第一に「脱原発」を掲げ、第二には「エネルギーを 自然エネルギーにシフトさせる」ことを掲げた。また第三には子供たちへの放射線の影響を危惧す る事から「放射線について考える」(調査、研究を含む)をあげている。この三つの事に賛同でき るものなら誰でも参加できる幅広い県民運動として今後の運動を進めて行くこととした。
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